■画像のボケ低減
フォトセピアのデータ化は、補正画像に対して画像のボケ低減を行っております。下の写真をご覧になってください。
入力データ全体画像
入力データ(一部拡大)
ボケ低減(一部拡大)
上図の左の写真は、L判写真の入力生データです。
中央の写真は左の写真の中央右部分を拡大したものです。
そこで、ゴミの除去の項でも述べたように、画像のボケ低減を行います。
ボケ低減を行った結果が一番右側の写真です。
■ピンボケ補正
軽度のピンボケは、画像を強調することにより見かけ上補正が可能です。上図の3番目の写真は、この処理を施したものですので、色補正を行った画像はピントがクリアーになった印象があります。
重度のピンボケの上の例では、オリジナル画像は遠い場所でかなりピンボケしております。
補正した画像は、多少改善されますが、ボケた印象は残ってしまいます。
このように、カメラで撮影した時点で発生した強いピンボケは、現時点では残念ながら抜本的に改善可能な方法はございません。
■フレアー・ハレーションによるボケ
ボケと似たような現象で、カメラのレンズのくもり等によるフレアーや明るい被写体の周りのハレーションがあります。
ボケとは異なります。霧がかかったような現象の場合は、程度によりますが、ある程度の補正は可能です。
写真補修サービスにて承っております。